銀行には決して頭が上がらない相手がいる。それは金融庁。金融庁は一年に1回、銀行へ検査にやってきて業務内容のチェックをおこなうのだが、検査結果によっては、最悪の場合「免許取り消し」という処分を下すこともある。検査がどんなものなのかというと、大きく分けて2種類ある。不良債権の自己査定や直近の決算内容を見る通常検査と、銀行が経営不振の大口融資先を適正に評価しているかをチェックする特別検査だ。もちろん完全な抜き打ち検査ではなく、事前に着手日が予告され、銀行はそれに備えて準備することになる。しかし、一般の営業店に対する検査日や対象店舗までは告知されないので、検査期間中の営業店には戦々恐々とした緊張感が満ちる。検査の結果、問題がある金融機関には、業務改善命令や免許取り消しなどの行政処分が科される。処分を避けようとして虚偽の説明をしたり、質問への回答を拒否すれば、「検査忌避」として罰則が科せられることもある。罰則は、個人では1年以下の懲役または300万円以下の罰金、法人では2億円以下の罰金となる。
適切な治療法が見つかっていない痴呆症。さまざまな予防策がとられている中で、一部の研究者の間では、鍋や缶などに含まれるアルミニウムが発病の原因になっているのではという見方が強まっている。これを裏付けるデータは幾つかあるが、アルミニウムが痴呆を引き起こすとして注目されはじめたきっかけは、腎臓病で知られる人工透析による弊害だ。人工透析をうけていた人の中に、痴呆の症状を示す人が現れたのだ。検査の結果、脳にアルミニウムが蓄積されており、脳細胞に異常が見られた。これらの患者は、透析液から体内にアルミニウムがとり込まれ、腎臓機能低下のため著しく蓄積されていたのだった。この治療法を止めると同時に、痴呆になる人がいなくなった。アルミニウムの脳に対する毒性については、多くの人々が認めている。ただ、それが直接痴呆に関係しているかといえば意見の分かれるところだ。
日本酒のとっくりの場合は容器が小さいので、片手でもいいのでしょうか。男性は、基本的には片手がふつうのマナーです。このときは、とっくりの底寄りのほうを右手でかぶせるようにしっかりと持ちます。敬意を表わすときは、とっくりの下から左手を上向きに軽く添えて、両手でつぎます。女性は両手でつぐほうがきれいに見えます。手の平を上に向けて下からとっくりを持つ(逆つぎ)のは、失礼にあたります。つぎ口の突起のないとっくりは、絵模様のある正面を上に向けます。つぐときは、とっくりの口先がさかずきに触れないようにして、さかずきの八分目くらいまでつぎます。つぎ終わる直前にとっくりの口先を手前に回すと、しずくがたれずにすみます。お酒をついでいる途中で、とっくりのお酒がなくなることは失礼にあたります。お酌中になくなってしまったら、「失礼しました」と一言を。中にお酒が残っているかどうかを確かめるときは、とっくりを強く振ったり、中をのぞきこんだりするのはスマートではありません。手に持った重さで、中のお酒の量を推し量るのがベストです。わからないときは、さりげなくそっと振って確かめます。